とにかくやれ!
とにかく数をこなせ!
つべこべ言わずにたくさんやれ!
やってやってやりまくる!
という事にひまわりさんは否定的です。
ひまわりさんはスピリチュアルや自己啓発に詳しいですが、ビジネスに関する理論的な研究も好きです。
働く時間の研究
「午前10時前の就業を強制することは拷問に等しく、従業員の体調不良や疲労、あるいはストレスの原因になる」
オックスフォード大学の研究者であるポール・ケリー博士の研究
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オーストラリア国立大学の研究によって、人々が健康的に働けるのは週39時間が限界であると示されています。過労は日本だけではなく世界的に問題になっており、近年の科学研究によって、労働時間を削減することが重要であるという証拠の数々が示されています。
引用元:https://gigazine.net/news/20180119-work-39-hours-week/
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「ZOZOTOWN」で知られるファッション通販大手のスタートトゥデイでは、仕事が終われば6時間の勤務で帰宅することを認める制度「ろくじろう」を実施しています。午前9時から午後3時まで、昼休憩なしで6時間、集中して働くワークスタイルですが、6時間の労働のみでも、8時間分の報酬を得ることができます。
引用元:http://magazine.nimaime.com/sweden-zangyo/
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パソコンを使う人にうつ病が広がっている
成果主義の導入もうつ病発症の引き金に
ここ数年の間に、うつ病などのメンタル障害者が増加しています。日本のうつ病の通院者は年間71万人(2002年)で3年間に1.6倍増え、一日の通院・入院者数は5万5000人(2002年10月)にも上ります。特に軽度のうつ病がこの10年で3~5倍と急増しており、小学生の10%が「うつ病予備軍」という報告もあるほどです。
引用:https://next.rikunabi.com/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000366
資料2 溝口勝(東大大学院農学生命科学研究科教授
うつ病になったSEを農家に預けると、なぜか1年後には元気に
(溝口勝(東大大学院農学生命科学研究科教授)
先日会ったIT系会社の社長さんの話が印象的だった。「うつ病になった若いシステムエンジニア(SE)を農家に預けると、なぜか1年後に元気になって戻ってくるんだよねぇ」。
引用:https://newswitch.jp/p/10285
たくさん働いて稼ぐ!の先に待っているのは病気です
とにかくやれ!
とにかく稼げ!
そうやって、「独りビジネス」に取り組むと、稼げるのか?
確かに、稼げます。
ただ、お金を稼ぐ、というところにフォーカスするなら、別に普通にアルバイトしていたほうが良いのではないですか?
あなたのその仕事は、時給に換算するといくらですか?
労働生産性を考えていますか?
労働生産性とは?
生産量を労働投入量で割った比率。労働投入量は労働者数もしくは延べ労働時間で表す。就業者数で測った(平均)労働生産性は不況期に下落し,好況期に上昇する傾向にある。
たくさん働けばいいというものではない
あなたは、ブラックな環境の職場に嫌気がさし、または好きな事を仕事にしたい!と思って、ネットとパソコンで独りで富を生み出す方法を学びたい、と思っているのではないでしょうか?
そして、実際に教わってみると、とにかく長く働け!とにかく狂ったようにやれ!と言われたり
全く楽しくもない苦行のような作業をしていませんか?
それって、ブラックな会社よりもさらにブラックじゃないですか?
稼げる、あの人は月収何百万だ!等と言って、あなたは夢を見せられているのではないでしょうか?
悪質なマルチネットワークビジネスのやり方と一緒です。
例えば、セミナーなどで、目の前の人が、稼いでいようが、お金持ちだろうが、成功者だろうが、関係ありません。
大事なのは、あなたが幸せなのか、どうかです。
たくさん働いて成功しよう!と思っても、結局は独りブラック企業状態になるだけです。
自分を追い込んで、独りで悩んで、独りで病気になります。
単純に非常識だからよいというわけではない
よく、非常識でありなさい、といいますが、これはもちろん本当です。
ただ、無知な非常識な人と、学んでいる非常識な人とにわかれます。
非常識な成功者にもきちんと成功法則があるのです。
成功者はたくさん働いていません。
私、松田は、一日4時間労働、週休5日制を導入しています。
パソコンに向かい合うのは4時間まで、それ以外は読書をしたり、運動をしたりしています。
「たくさん働く」ということに、否定的です。
ひまわりさんの教材では、適切な労働時間で富を構築するマインドセットを紹介しています。
無教養な「教える人」はかなり危険です
せっかく、ネットとパソコンで働ける時代なのに、教える人が無知ゆえに、「たくさん働け!」等と言っていることに危機感を感じます。
彼らは、「メンタルヘルス」を考えていなくて、単純に「稼ぐ」にフォーカスしているのです。
たくさん、働けば、お金が稼げるのは事実です。
しかし、その先に待っているのは、他の人との根性や努力勝負であり、長時間労働です。しかも1人でやらなければなりません。
ここで矛盾が生じるのです。
楽をしたい、会社の根性、我慢レースに対応できなくて、「独りで稼ぐ」という分野にチャレンジしようとしている人に、同じ、もしくはそれ以上の根性論を振りかざしているのですから、意味が分かりません。
聞いてる方も正気ではない、と思います。
主催者がいくら稼いでいるとか、主催者の周りの人が成功者とか、お金持ちとか関係ありません。
その世界にも、会社にも成功者はいるでしょう?
この世界はあなたの内側が投影された世界です。
あなたが「たくさん働いて、お金をもらう」というマインドセットなら、どこに行っても「たくさんはたらいて、お金をもらいなさい」という人が現れます。
いい方にも、悪い方にも思考は現実化するのです。
私は、メンタルヘルス(健康第一)主義です。さらに「好きな事を仕事にする」事が大事だと思っています。
たくさん働いて、苦しみの先にあるのは、うつ病や目の疾患です。
きちんと学べば、少ない労働時間で、それなりのお金が手に入る時代です。
労働生産性や健康を犠牲にしてまで、たくさん働きたいなら止めはしませんが、私はかなり否定的です。
個人的な意見ではなく、グーグルが就業時間内に昼寝を導入したり、スウェーデンや、一部の上場企業が一日6時間労働を導入したり、労働生産性のデータをみても「たくさん働けばいい」というのは非効率だと分かります。